会社規模で選ぶ電子契約

2019年06月03日(月)

会社規模で選ぶ電子契約

契約書のサインに手間取ったせいで生産性が落ちることは意外とよくありますよね。
近年は、印紙代や輸送コストを削減して業務効率をアップさせるため、紙の契約書から電子契約サービスにチェンジする企業も多くなってきました。

本日は自社に合ったサービスを探している方必見、 電子契約サービスを会社規模で比較していきます。

こちらでは人気で使いやすいと言われる電子契約サービス4社を比較していますので、ぜひご参考下さい。

自社にマッチする電子契約サービスの選び方

自社にマッチする電子契約サービスを選ぶことは非常に大切です。
電子契約の仕組み自体はあまり変わらないのですが、操作のしやすさやセキュリティの強さ、サポートの手厚さ、料金体系など意外と多くの点で差が見られます。

紙の契約書でも会社によって使いやすい雛形が違うように、何の目的でどんな使い方を想定しなければ大いにミスマッチしたサービスを選ぶリスクが生じます。
必ず、導入後をよく考えた上でサービスを比較検討することをおすすめします。

電子契約サービス比較表

会社規模
(社員数)
1~50人 50人以上 100人以上 300人以上
おすすめ電子契約サービス クラウドコントラクト
クラウドサイン
GMOagree
DocuSign
プラン名 STANDARD BUSINESSプラン Bussinessプラン 実印版 エンタープライズプロ
初期費用 0円 0円 0円 個別見積もり
利用料金(月額) 9,980円 100,000円 10,000円 案件数により見積
1通あたり送信費 月100通まで無料(100通以上になる場合:1通30円) 200円 月30契約まで無料(30件以降は30件毎に10,000円/月) 案件数により変動
1通あたりの保存費用 0円 0円 100件ごとに 1000円/月 個別見積
電子署名付与 あり あり あり あり
社員ごとのログインIDの発行 なし あり あり あり
契約書のテンプレート なし あり あり あり
一斉送信機能 あり あり あり あり
複数者間契約 あり あり あり あり
稟議機能 あり あり あり あり

機能や導入の費用で比較することが大切

社員数1~50名規模
コスト&契約数重視の社員数1~50名規模のベンチャー・中小企業にオススメ

Cloud Contract(クラウドコントラクト)

クラウドコントラクトはシンプルさと安全性に長けた電子契約サービスです。サービスについては初期費用を抑え、クライアントに応じたカスタマイズで必要以上のコストをかけずに済みます。また、月100件までは無料で書類送信可能です。

また、セキュリティ面については日本で初めてブロックチェーンを用いた点が特筆に値します。ブロックチェーンはデータの集中によるハッキングのリスクを防ぐことや管理者の目に触れないところにメリットがあります。

カスタマイズ&機能重視の社員数50名以上の企業にオススメ

Cloud Sign(クラウドサイン)

電子契約サービスの先駆けといえばクラウドサインです。多くの契約書をすぐに見つけられるような検索サービスや部署ごとに使えるAPI連携などある程度の規模を持つ会社向けのサービスであることが伺えます。
カスタマイズ性に優れ初期契約の段階で使えるサービスが多い点もメリットです。

機能重視&月30件程度の契約を行う社員数100名以上の企業にオススメ

GMOagree

GMOの提供する電子契約サービスで、契約リストの検索や通知については使いやすさが見られます。電子署名と電子サインの併用、さらには実印と認印を自由に選べる点も便利と言えます。
しかし固定費が若干高く、アップロードしているファイルが増えるとそれに伴った追加料金が取られる点に注意が必要です。

グローバルな契約を行う300人以上の企業にオススメ

DocuSign

こちらは米国の電子契約サービスで、国内のサービスに比べて対応できる言語が多い点に魅力があります。海外取引の多いグローバル企業なら有力な選択肢になるでしょう。署名が手書きできる点も海外のサービスらしさですね。
ただ料金が不明であることやわが国向けのローカライズがされていない点は事前に知っておきたいところです。

まとめ

現在は、様々な電子契約サービスが普及しつつありますが、サービス毎の特徴、使用目的に応じた向き不向きがあります。

例えばDocuSignは世界的に使われている優れたサービスですが、国内の中小企業にとっては不要な機能が多いです。そもそも日本語しか使わないなら真っ先に選択肢から外れるでしょう。

またクラウドサインやGMOの社員ごとID発行も社員が多くなるからこそ必要となるサービスです。またクラウドサインは初期費用が、GMOは追加費用が高くどちらもそれらを払っても十分な体力がある企業に適したサービスと言えます。

クラウドコントラクトについてもカスタマイズの余地が大企業には却って煩わしく感じられるかもしれません。しかし、送信が月100通以下で契約書の様式が随時変わるような場合であれば月9980円以上の支出なしで快適に使えます。そのため社員数50名以下のベンチャー・中小企業に向いていると言えます。

電子契約サービスを選ぶポイントは絶対的に【自社との相性】です。 どれだけ知名度が高いサービスでも使いづらいと感じればそれは費用対効果の上で損失となることをよく意識して検討してみてはいかがでしょうか?

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