クラウド型セキュリティサービス「Gluegent Gate」と電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が連携

2021年10月20日2022年01月12日

クラウド型セキュリティサービス「Gluegent Gate」と電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が連携

Gluegent Gateと電子印鑑GMOサインが連携

2021年8月27日

サイオステクノロジー株式会社とGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は2021年8月26日より、サイオステクノロジーが提供しているIDaaS*1「Gluegent Gate」とGMOグローバルサイン・HDが提供しているクラウド型電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」のサービス連携を開始した。

この連携によって「電子印鑑GMOサイン」を導入している企業は、「Gluegent Gate」でシングルサインオン*2によるログインが可能となるとともに、端末制限や多要素認証*3により安全なアクセス管理のもと電子契約業務を行えるようになった

用語解説とサービス概要

  1. *1 IDaaS(Identity as a Service)
  2. クラウド経由でID認証ならびIDパスワード管理、シングルサインオン (SSO)、アクセス制御などを提供するサービス

  3. *2 シングルサインオン
  4. 1組のID・パスワードによる認証を1度行うだけで、複数のWebサービスやクラウドサービス等にログインできる仕組み

  5. *3 多要素認証
  6. アクセス権限を得るために必要な本人確認のための複数の種類の要素をユーザーに要求する認証方式

    【連携のイメージ】

    Gluegent GateとGMOサインがシステム連携

    「Gluegent Gate」と「電子印鑑GMOサイン」は、SAML*4連携することで、シングルサインオンと多要素認証の機能を提供する。なお、この連携サービスはオプションでの提供となる。

  7. *4  SAML(Security Assertion Markup Language)
  8. 異なるドメイン間にてユーザー認証を行うための認証情報の規格

【連携の背景と概要】

「Gluegent Gate」は、シングルサインオンによる利便性と多要素認証による安全性を担保するクラウド型セキュリティサービス。一方「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービスだ。


昨年8月に実施された総務省の「通信利用動向調査」によると、非常時の事業継続を主目的として、在宅勤務を中心にテレワークを導入している企業の割合は47.5%に達し、今後導入予定がある企業を含めると6割近くとなった。また、クラウドサービスの導入も上昇傾向が続き7割近くに達している。テレワークおよびクラウドサービス導入増加の一方で、過去1年間で何らかのセキュリティ被害を受けた企業は54.1%に上り、半数以上が被害を受けた経験があることが分かった。

企業のセキュリティリスクを解消し、より安全にさまざまなサービスを利用するためには、認証レベルの強化が重要になっている。

今回のサービス連携により、「電子印鑑GMOサイン」へのシングルサインオンによるログインが可能となり、「Gluegent Gate」の多要素認証による厳重なアクセス管理のもと不正アクセスを防止できるので、さらに安全に電子契約業務を行うことが可能となる。

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