2022年03月10日2022年03月09日
ワンビシアーカイブズとNTT Com 見積から請求に至る企業間取引の電子化
ワンビシアーカイブズとNTT Com 見積から請求に至る企業間取引の電子化
2021年8月11日、株式会社ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」と、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供するクラウド型請求書電子化サービス「BConnectionデジタルトレード」は、2021年8月11日よりサービス連携を開始し、見積から請求に至る一連の企業間取引を電子化するプラットフォームを提供することを発表した。
【背景】
新型コロナウイルス感染拡大によって企業におけるリモートワークの導入がこれまで以上に進んでいるが、その一方で見積書や請求書、契約書の発行や受領、押印などオフィスでの対応が必要な業務のために出社を余儀なくされているケースが目立っている。
両社は、企業間取引の効率化やオンライン化を実現することで、不要な出社を減らしていくためにプラットフォームを提供する運びとなった。
【特長】
このプラットフォームは、電子契約書の作成、署名、保存など電子契約に必要となる機能を提供する「WAN-Sign」と、電子見積・請求書の作成、取り交わし・保存など電子見積・請求に必要となる機能を提供する「BConnection」をサービス連携し、一連の企業間取引を電子化するものであり、4つの特徴がある。
①見積から請求に至る一連の企業間取引をオンラインで実施可能
見積から請求に至る一連の企業間取引をオンラインで実施可能となるため、書面の郵送が不要となり、効率的な企業間取引を実現可能。さらにリモートワークやペーパーレス化を推進することが可能となる。
②「WAN-Sign」と「BConnection」を一気通貫に利用可能
「WAN-Sign」で管理する契約書の価格情報をもとに「BConnection」で請求書を作成するなど、それぞれのサービスを一気通貫に利用し、企業間取引の効率化を図ることが可能。
③インボイス制度
2023年より導入される、インボイス制度に準拠した請求書の発行が可能となる。インボイス制度のために適格請求書の発行に対応するシステムを準備も不要。
④ERPとのデータ連携が可能
このプラットフォームと顧客が利用するERPをAPI連携することで、大規模な改修をすることなく請求金額や内訳などのプラットフォームで保持する請求関連のデータをERPに転送することが可能である。請求情報をERPに転記する際のミス削減や効率化につながる。
【イメージ図】