2026年07月31日2026年08月03日
電子契約の導入を検討する際、「コストを抑えたい」「これまでの社内のハンコ回覧ルールが変わってしまうのは困る」といった悩みを持つ中小企業や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。
数ある電子契約サービスの中でも、日本の伝統的なハンコ文化や決裁フローをそのままデジタル化できることで注目を集めているのが「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」です。
本記事では、中小企業や個人事業主の視点に立ち、Shachihata Cloudの特徴や料金体系、導入のメリット・デメリットを徹底解説します。また、他社サービスとの比較を通じて、どのようなケースで別の選択肢を検討すべきなのかもプロの視点から紐解きます。自社に最適なツール選びの参考にしてください。
この記事のポイント
・Shachihata Cloudの特徴と3つの具体的な強み
日本の伝統的な「ハンコ文化」や社内回覧・稟議の仕組みをそのまま画面上で再現。ITに不慣れな担当者が多い中小企業や個人事業主でも、現場のフローを変えずにスムーズに導入できる全体像を分かりやすく解説します。
・導入前に要チェック!知っておくべきメリットとデメリット
どれだけ契約書を送っても「送信料0円」という圧倒的なコストパフォーマンスを誇る一方、高度な電子署名や長期保管機能はオプションになりやすいという注意点もあります。導入後に後悔しないための良し悪しをプロの視点から紐解きます。
・他社比較と「最適なサービス選びのヒント」で見極め
Shachihata Cloudの強みを踏まえたうえで、「テンプレート機能」や「バックオフィス連動」など、自社が求める機能によっては他社が向いているケースも存在します。各社の違いを比較しながら、失敗しない見極め方のポイントをご紹介します。
電子契約サービス「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」とは?
引用:シヤチハタクラウド
Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)は、ハンコの老舗であるシヤチハタ株式会社が提供する、クラウド型の電子決裁・電子契約サービスです。
最大の特徴は、日本固有の「ハンコ文化」や「社内回覧・稟議の仕組み」をそのままデジタル化できる点にあります。難しいITツールの操作を覚える必要がなく、従来の紙で行っていたフローを変更せずに移行できるため、ITに不慣れな担当者が多い中小企業や、手軽にペーパーレス化を進めたい企業や個人事業主から非常に高い支持を得ています。
Shachihata Cloudの特徴3選
他社の電子契約サービスと比較した、Shachihata Cloudだけの具体的な強みを3つ解説します
部門導入から全社展開まで!現場の運用にフィットする柔軟な決裁機能
電子契約サービスは「社外に送るだけ」のものが多いですが、社内チェックは口頭や紙のハンコで行うという二重の手間が発生することがあります。しかしShachihata Cloudなら、「担当者が書類をアップロード→上司が確認→社長がスマホで承認」という社内のハンコ回覧がオンラインで完結。しかも、社長の承認印が捺された瞬間に、自動でそのまま取引先へ契約書が送信されます。確認や転記の手間が一切なくなり、少人数の現場でも迷わず使えます。
導入から定着まで丸ごと支援!安心の幅広いカスタマーサポート体制
「新しいシステムを導入しても、社内に定着するか不安」「トラブル時に頼れる窓口がほしい」という企業でも安心して始められるよう、サポート体制が非常に充実しています。
オンライン通話サポートをはじめ、サポート掲示板、優先メールサポート、テクニカルサポート、導入サポート、無料で利用できるヘルプサイトなど、多彩な窓口が用意されています。システムの導入準備フェーズから社内への定着までを丸ごとバックアップしてくれるため、ITツールに不慣れな担当者が多い組織でもスムーズに運用を開始できます。
経費申請やビジネスチャットなど、必要な機能を自由に組み合わせて導入可能
電子印鑑やワークフローといった基本機能だけでなく、バックオフィス業務をより便利にする豊富な機能・有料オプションが揃っている点も大きな強みです。
経費申請やグループウェア、営業管理、請求書発行・受取、ビジネスチャット、AI-OCR、ナレッジ共有など、多彩なメニューから自社の運用に必要なものだけを厳選して組み合わせることができます。現場に本当にフィットする構成にカスタマイズできるため、無駄なコストを抑えつつ、導入直後から高い業務効率化の効果を実感できます。
Shachihata Cloudの料金形態
Shachihata Cloudは、企業の利用規模やセキュリティニーズに合わせた段階的なプランを提供しています。10ユーザー単位からの契約となっており、無駄のないコストで運用が可能です。
引用:シヤチハタクラウド
※このほか、オプションとして高度なセキュリティ設定やタイムスタンプ機能の追加、グループウェア機能のセット購入なども柔軟に対応可能です。
【中小企業・個人事業主必見!】Shachihata Cloudを選ぶメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
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導入後に「思っていたのと違った」というギャップを防ぐために、強みと弱みの両面を正しく把握しておきましょう。
メリット:取引先に負担をかけず、圧倒的な低コストで運用可能
Shachihata Cloudの最大のメリットは、契約締結までのスピードを最短1日まで劇的に短縮でき、郵送費や印紙税などの紙に関わるコストを約80%以上削減できる点です。また、「送信料0円の定額制」のため、件数が増えても追加費用が発生しません。さらに、契約相手(取引先)はアカウント登録不要かつ完全無料で、送られてきたメールからその場ですぐに捺印・同意できるため、導入のハードルが極めて低い点も強みです。
決裁完了までのスピードを「数週間」から「1日」へ劇的に短縮できる
紙の契約書で発生していた「印刷・製本・捺印のための出社・郵送」という物理的なフローをすべてオンラインで完結できます。これまで相手方の捺印や返送を待つために数週間かかっていた契約締結までのリードタイムを、最短1日まで短縮することが可能です。
印紙税や郵送費などの紙に関わるコストを「約80%以上」削減
電子契約を導入することで、紙の契約書に必須だった印紙税、印刷代、封筒代、郵送費などのコストが一切不要になります。紙の運用から完全に切り替えることで、契約業務に関わる経費を約80%以上削減できるため、コストカットを最優先したい中小企業や個人事業主にとって極めて大きな導入価値があります。
取引先(受信者)はアカウント不要・完全無料でその場ですぐに捺印できる
契約の相手方がShachihata Cloudを契約していない(アカウントを持っていない)場合でも、ゲストユーザーとして受信したメールのURLから直接書類を開き、無料で捺印して返信することができます。相手方に一切の費用やアカウント登録の手間をかけないため、取引先から電子契約の同意をスムーズに得やすいのが強みです。
デメリット:標準プランのみでは電子署名や長期保管に制限がある
注意すべきデメリットは、最も安価な基本プランのままでは、電子帳簿保存法に対応するための「長期保管機能」や、法的証拠力を高める「電子署名・タイムスタンプ」が含まれていない点です。これらを社外契約で標準化したい場合、上位プランへの移行や有料オプションの追加が必要となり、他社の定額パッケージより割高になるケースがあります。また、自社の社印を完全オーダーメイドで電子化する場合、利用開始までに数日間の納期がかかります。
他社の定額プランと異なり、高度な電子署名や長期保管は別料金(オプション)になりやすい
Shachihata Cloudは「送信料0円の定額制」が魅力ですが、最も安価な基本プランでは、電子帳簿保存法に対応するための「長期保管機能」や、法的証拠力を高める「電子署名・タイムスタンプ」が含まれていません。すべての社外契約にこれらを標準適用したい場合、上位プランへの移行や個別の有料オプション追加が必要となり、結果として他社の定額パッケージプラン(クラウドサインやfreeeサインなど)よりもトータルコストが変動しやすい点に注意が必要です。
申し込みから実印(会社印)のデータ作成・利用開始までに日数がかかる
認印やテキスト入力の電子印鑑であれば即日から利用可能ですが、自社で現在使用している社印・代表者印などの実印をそのまま電子化(印影のオーダーメイド作成)して利用する場合、申し込みから作成完了まで約7営業日以内の日数がかかります。登録したその日からすべての契約書に会社の角印を捺したいと思っても、完全な実運用に入るまでに一定の準備期間が必要となる点は、スピード導入を求める他社サービスと比較した際の注意点です。
こんな悩みを持つ企業におすすめ
Shachihata Cloudの特性を考えると、特に以下のような課題を抱える事業者に最適なツールといえます。
毎月の契約送信数が多く、従量課金コストを抑えたい
送信件数が増えれば増えるほど、1通あたりの実質コストが下がる料金設計です。「契約書の送信件数が多く他社サービスで送信料がかさみ、毎月の請求額に頭を悩ませている」という企業には非常におすすめです。
従来のハンコ文化や社内回覧の仕組みを急に変えたくない
「役職者がデジタルツールを嫌がる」「これまでの承認ルートを変えると現場が混乱する」といった不安がある企業でも、紙の運用をそのまま画面上で再現できるShachihata Cloudなら、スムーズな社内定着が目指せます。
使用したい機能により、他社が向いていることも
Shachihata Cloudは社内回覧や電子印鑑に非常に強いサービスですが、自社が求める機能によっては、以下のように他社サービスの方が向いているケースもあります。
契約書を一から作成・編集する「テンプレート機能」を求める場合
Shachihata Cloudは、基本的に「作成済みのPDFをアップロードして捺印する」運用がメインです。
そのため、「契約書のひな形(テンプレート)をシステム内に登録し、相手ごとに金額や名前だけを打ち替えて一から作成したい」という場合は、テンプレート機能や文書作成機能が充実しているfreeeサインやクラウドサインの方が業務を効率化できます。
過去の紙書類や他社データを「一元管理」したい場合
「取引先ごとに使う電子契約サービスがバラバラなので、すべての契約書を一つのシステムに集約したい」「過去の紙の契約書もスキャンしてまとめて管理したい」という課題がある場合、Shachihata Cloudの標準機能だけでは物足りなさを感じるかもしれません。
そうした「文書管理のハブ」としての機能を求める場合は、「ファイル保存オプション」を追加するか、他社で締結したPDFも制限なくアップロードして一元管理できる他サービス(ベクターサインや、契約大臣など)の方が向いてる可能性もあります。
会計や給与、労務などのバックオフィスシステムと自動連携させたい場合
契約が締結されたら、その情報をそのまま売上管理や請求書発行、入金処理へ自動で連動させ、手入力の手間(二重入力)を完全にゼロにしたいという場合など、契約業務単体ではなく、バックオフィス全体のDXをシームレスにつなげたいのであれば、12のサービスがパッケージ化されているマネーフォワード クラウド契約などのオールインワン型システムの検討もおすすめです。
他のおすすめ電子契約サービスはこちら
▼【個人事業主向け】月10件までの契約におすすめの電子契約サービス
| クラウドコントラクト | ベクターサイン | eformsign | |
|---|---|---|---|
| プラン名 | スタータープラン | プラン5 | チャージ型 |
| 基本料金 | 月2,178円~ | 月1,320円~ | 月0円~ |
| 締結可能数 | 月10件まで無料 ※以降は100円/件 |
無制限 | 無制限 |
| 送信料金 | 送信料金なし | 月5件まで無料 ※以降1,320円/5件 |
送信:110円/件 ※10件以下:132円/件 ※電子署名:110円/件 ※タイムスタンプ:55円/件 |
| 契約1件あたりの費用 | 217.8円~ | 264円~ | 110円~ |
| 公式サイト | こちら | こちら | こちら |
※税込み価格表示です
上記3社は、「月10件までの契約締結を行う個人事業主様」におすすめのサービスです。
コストパフォーマンス重視の「チャージ型」や、特定の機能に強みを持つものなど、それぞれに独自のメリットがあります。ご自身のビジネススタイルや、取引先とのやり取りの頻度に合わせて、最もストレスなく使えるサービスを見極めましょう。
▼【中小企業向け】月50件程の契約におすすめの電子契約サービス
| クラウドコントラクト | freeeサイン | 契約大臣 | |
|---|---|---|---|
| プラン名 | ライトプラン | スタータープラン | ベーシックプラン |
| 基本料金 | 月4,378円~ | 月6,578円~ | 月6,050円~ |
| 締結可能数 | 月50件まで ※以降110円/件 |
月50件まで | 月50件まで |
| 送信料金 | 送信料金なし | 電子サイン:110円/件 電子署名:220円/件 |
電子サイン:無料 電子署名:220円/件 |
| 契約1件あたりの費用 | 87.5円~ | 241.5円~ | 121円~ |
| 公式サイト | こちら | こちら | こちら |
※税込み価格表示です
上記3社は、「月50件程の契約締結を行う中小企業様」におすすめのサービスです。いずれも社内への取り入れが手軽で、すぐに使い始められるのが強みです。特に「クラウドコントラクト」は、書面1通あたりの費用が約79円と、徹底した低価格を実現しています。
人手や予算が限られる個人事業主や中小企業でも、負担なく導入でき、長く使い続けられるのが大きな魅力です。
Shachihata Cloudに関するよくある質問
Shachihata Cloudは社内回覧や電子印鑑に非常に強いサービスですが、自社が求める機能によっては、以下のように他社サービスの方が向いているケースもあります。
Q1. 無料の「フリープラン」はありますか?まずはテスト利用したいのですが
期間永続の無料プラン(フリープラン)はありませんが、15日間の無料トライアルが用意されています。
トライアル期間中は、電子印鑑の捺印だけでなく、社内ワークフローの構築や、通常は有料オプションとなる各種セキュリティ機能などもほぼすべて無料で試すことができます。
Q2. 契約書以外の「社内文書(取締役会議事録や稟議書)」の電子化にも使えますか?
はい、むしろ社内文書の回覧・決裁はShachihata Cloudが最も得意とする領域です。
日常的な稟議書や社内申請はもちろん、オプションの「セキュリティ強化」と「タイムスタンプ」を組み合わせることで、厳格なガバナンスが求められる取締役会議事録の電子化にも問題なく対応できます。
Q3. 利用者ごとに「使える印鑑(役職印や角印など)」を制限することは可能ですか?
はい、管理者画面からユーザーごとに細かく割当を設定できます。
例えば、「一般社員は氏名印・日付印のみ」「役員には役職印を割り当てる」「総務部の特定メンバーにのみ会社の角印の利用権限を与える」といった運用が可能なため、社内でのハンコの不正利用を防止できます。
Q4. スマートフォンやタブレットからでも捺印や承認はできますか?
はい、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にもしっかり対応しています。
専用のスマホアプリやブラウザからログインすることで、外出先やリモートワーク中の自宅からでも、回ってきた書類の確認・捺印・承認をスピーディーに行うことが可能です。
Q5.1ユーザーあたり月額いくらから利用できますか?何名から契約可能ですか?
プランや契約時期によって細かな改定はありますが、最もシンプルな基本機能であれば1ユーザーあたり月額110円(税込)〜という非常に安価な価格設定がベースとなっています。
ただし、契約は「10ユーザー単位(月額1,200円〜/税抜)」でのお申し込みとなるため、最低10名分の枠から導入をスタートする形となります。
使い慣れたハンコの安心感をそのままクラウドへ
Shachihata Cloudは、「見たまま使えるシンプルな操作性」と「送信料がかからない圧倒的な低コスト」を両立した、中小企業や個人事業主に非常に優しいサービスです。
社外との厳格な契約だけでなく、日々の社内稟議や見積書の承認といった「身近なペーパーレス化」から手軽にスタートできるのが大きな強みです。まずは無料トライアルなどを活用し、自社の決裁フローがどれほどスムーズになるか、その快適さを体験してみてはいかがでしょうか。
おすすめ電子契約3選
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中小企業や個人事業主向けの電子契約サービス。業界最安値クラスの導入しやすいお手頃価格と、操作が簡単ですぐに使いこなせるシンプルな機能が特徴です。
| 対象 | 月額料金 | プラン数 | お試し |
|---|---|---|---|
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2,178円~ | 3個 | 無料 |
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| 対象 | 月額料金 | プラン数 | お試し |
|---|---|---|---|
| 個人 法人 |
11,000円~ | 4個 | 無料 |
03カスタマイズ機能が豊富GMOサイン

オプション機能が豊富で、自社のニーズに合わせて機能をカスタマイズできるサービス。主に大企業向け。
| 対象 | 月額料金 | プラン数 | お試し |
|---|---|---|---|
| 個人 法人 |
8,800円~ | 4個 | 無料 |



